会長あいさつ

会長あいさつ

同窓会本部は、本年4月に津田ホールから転居し、総合政策学部のある新キャンパス内の新同窓会室で業務をしております。
ここに至る変遷を辿ってみますと、同窓会室は、五番町校舎南隣に新築した木造二階建建物に始まり、小平を経て千駄ヶ谷の地に移りました。この土地は、同窓会が英語会事業を発展させるために購入し、英語会校舎及び同窓会館を建築したのです。同窓会は、その後、1974年津田塾会を分離独立させ、津田塾会が1988年に建設した津田ホールの二階に居を移しました。津田塾会は、2008年に母校の都心での発展を願い、千駄ヶ谷の土地建物のすべてを母校に寄贈しました。その千駄ヶ谷の地が、今総合政策学部のある新大学キャンパスとなっているのです。同窓会の歴史は、母校が建学の精神を持ち続け、発展を遂げられるよう物心両面において時代に即応しながら全面的に協力し、尽力し続けた姿そのものです。
津田梅子先生は、高度な知識と人間性を具え、自ら考え、自立した女性を育てるという当時の先進的喫緊の課題に立ち向かわれました。ここに源を発する津田の伝統が、地球規模の課題に対峙できる女性の育成を可能にすると信じ、同窓会はこれを受け継いでこられた先輩諸氏の熱い思いを今後の新しい大学支援に繋げてまいります。同窓会は、継続的財政支援の原資のない中、有能で奉仕の精神に溢れるウーマンパワー中心の組織として活動を始めています。大学が進むべき方向を示すものとして「Tsuda Vision 2030」を策定されたことは、大変嬉しく、またこの策定過程において同窓会も協力の機会が得られたことは大変嬉しく光栄に存じます。
同窓会企画の大学創立百二十周年記念事業として Department of Global Communications @ Tsuda University Alumnae Association(DGC) を立ち上げ、オリンピックとその後のレガシー事業を策定しています。オリンピック関連事業において、国際文化交流推進プログラムが同窓会組織では通常取得困難なオリンピック組織委員会のマーク認証を獲得し、語学サポートプログラムでは、登録された同窓生とともに、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに津田らしい語学ボランティアができるようすでにその活動を始めています。また、10月7日には同窓会が新たな出発をしたこの時期に、初代同窓会長大山捨松の曽孫久野明子氏から「大山捨松とアリス・ベーコン」と題して母塾創設期において女子教育に尽力したお話を伺い、強いメッセージをいただきました。2人の母校への尊い尽力とその精神を未来に繋げることが同窓会の大切な務めだと改めて認識いたしました。
一般社団法人津田塾大学同窓会
会長 久保内 総子

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