和算とは何か。日本独自に発達した数学、和算。 和算と聞くと「塵劫記」「算額」「関孝和」を思い浮かべるでしょうか?江戸時代後期に「遺題継承」と「算額奉納」によって発達した和算ですが、元祖と言われる毛利重能が私塾を開いたのは江戸時代前期。その高弟には、塵劫記を執筆した吉田光由や、関孝和を育てた高原吉種らがいました。
やがて"算聖"と崇められた関孝和によって和算は高度な発展を遂げましたが、 一方では、庶民が楽しみながら取り組める"大衆的な数学"の一面も。明治時代に西洋数学を受け入れる土壌となるまでの和算の基礎と発展について学びます。
講師 | 上垣 渉氏 三重大学名誉教授 |
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開催日時 | 11月16日(土)13:30~15:30 ※受付開始 13:00 |
会場 | 千駄ヶ谷キャンパス2階会議室 |
参加費 | 2,000円、学生 1,000円 |
対象者 | 同窓生、学生、関係者 |
定員 | 50名(申込順) |