英語英文勉強会
「英語語形成の世界:過去、現在、そしてこれから」(ハイブリッド開催)
実施日 2025年12月6日(土)13:30~15:30
講師 長野 明子氏 (静岡県立大学国際関係学研究科 教授)
英語史には英語を取り巻く外面史、具体的にはブリテン島の歴史と、言語としての英語の内部構造の変化を扱う内面史とがありますが、勉強会では形態論と語形成の関係に注目しながら、英語の内面史についてお話されました。「語は小さい単位だが、その中には精巧な仕組みが備わっている。その中に入っている情報が時間と共に具現の仕方が少しずつ変わっていく。そこに語と英語史を関連させてみることの面白さがある」と先生は述べておられます。
ご講演の内容は下記のとおりです。
1.語の構造分析(語は、root, stem, affixからなる)
2.形態論の変化(affixの部分が変化する)
3.語形成の変化(stemの部分が変化する)
4.英語の語のこれから
言語は絶えず変化します。古英語の複雑な屈折が衰退すると、語順の固定化が進行し、そして現在も変わりつつあります。ご講義の明確な論理の展開は大変興味深く刺激的でした。
質疑応答では、何故津田の大学院を選んだのか、英語がLingua Francaとなったのは構造上の問題か歴史的に大英帝国で発達したからか、『津田塾たより』2025 Vol.76 No.1の関島寿子氏の記事はどのようにバスケタリ―が言語学とつながるのか等の質問がありました。
アンケートでは、長野先生の言語学に対する熱意が伝わる充実した時間を共有することができたとの感想が多くありました。特に「英語のこれから」に関しての関心は高く、会の終了後も長野先生を囲んで意見交換が続きました。
会員専用ページもご覧ください。
https://www.tsuda-jyuku.org/member/member_news/2026/02/news4315/
