2023年度第44回津田塾大学同窓会群馬支部総会のご報告

8月20日（日）、高崎ワシントンホテルプラザ12階ガスライトにて、4年ぶりの支部総会を開催いたしました。
群馬交響楽団の楽団員でいらっしゃる、小宮山孝様（バイオリン）、美香様（オーボエ）ご夫妻に、再び「トーク＆デュオコンサート」をお願いしました。
今回は、美香様のお父様、髙井達雄氏の曲や、孝様とご親戚関係にある、中山晋平の曲を中心に、懐かしい日本の歌の数々を演奏していただきました。誰もが耳にしたことのある懐かしいメロディーが、重厚なデュオの調べとなって心に迫る、満ち足りたひと時でした。　　　　　　　
演奏の合間には、髙井達雄氏(おじい様が藤岡の造り酒屋当主というご縁あり)についてお話くださり、ご本人から当会への温かいメッセージもいただきました。今なお歌い継がれる名曲「鉄腕アトム」のテーマ曲が、手塚治虫や谷川俊太郎とのやり取りの中で生まれていく、運命ともいえる物語は、とても興味深いものでした。
髙井氏の音楽と映像のみで表現される「ある街角の物語」は、虫プロアニメ第１作、反戦がテーマの素敵な作品です。NHKの番組にも、数々の曲が提供されています。
支部長の挨拶と簡単な会計報告等の後は、見た目も美しいステーキランチを味わいながら、久しぶりに再会した会員たち一人一人の近況報告に、皆じっと耳を傾け、時に笑いに包まれ、いつもながらの楽しい支部総会がもどってきたことを、皆喜んでいるようでした。小宮山ご夫妻もお話してくださり、終始笑顔で、楽しそうに聞かれていました。来年も、また！と、皆が願ったようでした。